今回は、数式の書き方の基本を扱います。数式部分しか書きませんが、すべて align環境 に書いています。また、コード直下の画像が、実際のLaTeXによる出力です。

数式の記法の参考資料を先に挙げてます。既にLaTeXをある程度使っていて、目的をもって何か書きたい記号がある人等はここを参照してください。

物理のかぎしっぽ

http://hooktail.sub.jp/

とりあえず書いてみる

まずは簡単な四則混合計算を書いてみましょう。

プラス(+)とマイナス(-)やイコール(=)といったキーボードに文字があるものは、そのまま使って下さい。

1 + 2 + 3 - 6 = 0
1+2+3-6=0

不等号もそのまま使えます。

 x < -2, 3 < x 

  • 小なりイコール、大なりイコール、ノットイコール、合同、ニアリーイコール ( 3種類 )
     \leq, \geq, \neq, \equiv, \sim, \simeq, \approx

    \leq , \geq , \neq , \equiv , \sim , \simeq , \approx

  • 積分記号、和(Σ)の記号、積の記号(Π)
     \int, \sum, \prod, 

     \int, \sum, \prod

  • などなど。

    数式でよく使う、ギリシャ文字などもあります。また、三点リーダも使うことが出来ます。

    • α, β, γ, δ, ζ, θ, ω, Ω, ψ, φ(2種類) ・・・
      \alpha, \beta, \gamma, \delta, \zeta, \theta, \omega, \Omega, \psi, \phi, \varphi, \cdots

       \alpha, \beta, \gamma, \delta, \zeta, \theta, \omega, \Omega, \psi, \phi, \varphi, \cdots

    コマンドを覚える必要はないので、必要になったら調べて使ってください。使用頻度が高いものは嫌でも覚えます。

    そのまま入力出来るのにコマンドを使う記号

    数式環境では、アルファベットは全てイタリック体 になります。なので、sinやcosなどをそのまま入力するとイタリック体で表示されてしまいます。そこで、普通はそのような記号は専用のコマンドを使って表示させます。

    • sin,cos,tan
      \sin, \cos, \tan

      \sin, \cos, \tan

    • log,ln
      \log, \ln

      \log, \ln

    • lim
      \lim

       \lim

    基本的に頭に “\” をひとつ付けただけです。

    分数

    分数は良く使う割に入力が面倒かつ可読性に乏しいです。が、慣れれば何とかなります。

    たとえば、2分の1を表示したいときには、以下のようにします。

    \frac{1}{2}
    \displaystyle\frac{1}{2}

    もちろん、分数の分子や分母には記号を入れることも可能です。

    \frac{\sin x}{\cos x} = \tan x
    \displaystyle\frac{\sin x}{\cos x} = \tan x

    下付きと上付き

    LaTeXの数式で、最も大事だと言えるのがこの下付きと上付きです。

    数式を書くときに、一つの文字や記号に対してその上や下に文字を付けたい時があります。たとえば、下付添え字(subscript)や上付き添え字(superscript)、累乗、それに積分記号の積分区間などです。これらは全て同じ書き方で書くことができます。

    例えば、Aという文字の右下に小さくB、右上に小さくCを付けたいときには、以下のようにします。ただし、付けたい文字が一文字だけの場合は、 { } は省略できます。

    A_{B}^{C}
     A_{B}^{C}

    ある種の数学記号では、上付きと下付きの文字はあるべき場所に調整されます。また、上付きもしくは下付き文字にさらに上付き文字や下付き文字をつけることも可能です。例として積分記号と和の記号を以下に表示します。

    \int_{x_{0}}^{x} n(x,t) dx = N
     \displaystyle\int_{x_{0}}^{x} n(x,t) dx = N
    \sum_{n=n_{0}}^{N} a_n = 1024
    \displaystyle\sum_{n=n_{0}}^{N} a_n = 1024

    柔軟性が高くて便利ですね。

    ,
    Trackback

    no comment untill now

    Add your comment now

    *